密売業者とヤミ金業者が連携か 覚醒剤密輸容疑で男2人を逮捕(産経新聞)

 家具に隠して覚醒(かくせい)剤を中国から密輸したとして、警視庁と東京税関は、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、いずれも無職の田中邦憲(くにのり)(50)=大阪市西成区太子、畑瀬仁(34)=東京都渋谷区代々木=の両容疑者を逮捕した。警視庁によると、2人は容疑を認め、「ヤミ金業者に金が返せなくなり、(密輸した薬物の)荷受けと密売をさせられていた」と話している。

 警視庁はこれまでに、末端価格で6億円に相当する覚醒剤約10キロを押収。薬物密売組織がヤミ金業者と連携していたとみて、組織の実態解明を進める。

 逮捕容疑は、昨年11月22日に中国・大連を出発したコンテナ船内に覚醒剤約5キロを隠し、28日に東京港から密輸したとしている。

 警視庁組織犯罪対策特別捜査隊によると、コンテナ船で輸入された籐のイス5脚の底板部分が二重になっており、約1キロずつ覚醒剤が隠されていた。イスを含めた家具計29点は、架空の家具輸入会社名義で輸入されていた。同じコンテナ船で大阪港から輸入された同社名義の荷物からは、同様に覚醒剤約5キロの隠された家具が見つかっていた。

 同社名義での輸入は、これまでに計5回確認されているという。

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